大童法慧 | ニュース
何かを得ようとするのではなく 何かを捨ててみよう
大童法慧,曹洞宗,僧侶,祈祷,相談,生き方,悩み
165
archive,paged,category,category-news,category-165,paged-9,category-paged-9,ajax_fade,page_not_loaded,,vertical_menu_enabled,side_area_uncovered_from_content,qode-child-theme-ver-1.0.0,qode-theme-ver-7.2,wpb-js-composer js-comp-ver-5.0.1,vc_responsive

ニュース




9月 30日 居場所

「居場所がない」と寺を出ていった友人の妻。 子どもも妻と共に暮らす。だから、週に一度、そのマンションを訪ねるという。 片道1時間。けれども、泊まらせてはもらえない。 歓迎してくれた子どもも思春期となり、小遣いをあげなければ話してもくれない。訪問を喜んでくれるのは、猫だけ。 会話の…

続きを読む


9月 16日 3人の僧侶

  今週、3人の僧侶を訪ねた。 どうしてもお会いしたい方たちだった。   お一人は、大本山永平寺の配役、吉峰寺詰でお世話になった役寮さん。 今は京都に住み、奥様の介護に尽くされている。 檀務は一切辞めて、坐禅と祖録に親しむ。 「大乗仏典」『禅戒抄』『眼蔵』とい…

続きを読む


9月 02日 ギャップ

  数か月ぶりに、上智大学グリーフケア研究所の同期生とお会いした。   彼女曰、「学んだことと現実とのギャップに戸惑っている」   確かにそうだね。その時は素晴らしいと感じた考えや言葉、事例や事柄も、少し時間が経てば、やっぱり変化する。 「だから時に…

続きを読む


8月 19日 おでん

一年に一度、必ず会う友人がいる。 彼のお寺の施食会の、法話の講師として、私を招いてくれるからだ。 彼は、こんな私に、話す場を与え続けてくれている。   彼のお寺はやや遠方なので、前泊する。 そして、会えば飲む。 河岸は、決まってホテル近くのおでん屋。   「法…

続きを読む


7月 29日

  「このお寺には薬師如来さまをお祀りしていますか?」と、かなりくたびれたご様子のご婦人が訪ねてきた。   「ええ、虚空蔵堂にお祀りしております」と応えたら、「少しお参りさせてください」と仰った。 しばしの間、手をあわせ拝むお姿。   お茶を勧めると…

続きを読む


7月 15日 出講坐禅

出講坐禅のページを作成しました。 すると、ありがたいことに数件の問い合わせを頂戴しました。   お寺にいくのはなんとなく抵抗がある。 けれども、坐禅というものを体験してみたい。 社員の研修に、土日を使いたくない。 だから、会社で就業時間内に完結するのならば、ありがたい。…

続きを読む


7月 01日 有朋自遠方来 不亦楽

  「朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや」   先日、友人がお寺を訪ねてくれました。   郡山にはじめて降り立ったこと、案外と東京からは近いこと、駅前のロータリの使いにくいこと、そして、徳成寺とタクシーの運転手さんに伝えても通じなかったこと、を…

続きを読む


6月 18日 Starting Over

6月13日、徳成寺に居を移しました。   町田のお寺で約2年。 僧侶派遣プロダクションに約1年。 大本山總持寺に約5年。 上智大学グリーフケア研究所に2年。 今後は、頂いたご縁を育てながら、郡山から発信をしていきたいと存じます。   今日もいいことがありました…

続きを読む


6月 03日 慈悲寛大自己反省

廣池千九郎。慈悲寛大自己反省。モラロジー研究所。 先日、これらの言葉や手触りを親しく感じる時を得ました。   備忘 トーマス・ムアの『Care of the Soul』(1992)は、当時米国でのベストセラー作品。副題に「日々の暮らしに深みと聖なるものを養うための導き」…

続きを読む


5月 13日 策励

拙著、『そのままのあなたからはじめる修証義入門』を読了された方からたくさんのメッセージを頂戴しております。   お誉めの言葉もあれば、耳の痛い言葉もあります。 また、数冊の参考図書を提示してくださる先生もいれば、黙って坐るよう励ましてくださる師もいます。   …

続きを読む