6月 18日 多用
忙しいは、心を亡くすと書くから、粋でない。
それ故に、多忙と言うのは、野暮だそうでございます。
だから、多忙と言わずに、多用。
私事、多用につき、コメントやメールのお応えは、暫くの間、できません。
飲みに行けるのは・・・7月の盆あけぐらいかなぁ。
10月26日 枕経
10月29日 大夜
10月30日 葬儀・告別式
藤水院三心妙房禅尼覚位の大夜並びに葬儀告別式に御随喜頂き、誠にありがとうございました。
お蔭様で、92歳の長寿を保ち、晩年は、骨折のためベッドや車椅子の生活を余儀なくされましたが、大往生でありました。
大本山永平寺の仏殿には、たいへん美しい言葉の書かれた聯があります。
来雁遷鶯尽是祇園仏事<来雁還鶯、是、祇園の仏事>
開花紅葉莫非少林家風<開花紅葉、少林の家風にあらざるなし>
秋となれば雁が北からやってくる。春となれば、鶯が谷底から高い樹に還ってくる。この事こそが、お釈迦様の説かれた佛法であります。
春には花が咲き乱れ、秋には木々が色ずく。この事こそが、達磨様の説かれた禅である。
お釈迦様の佛法は、禅宗初祖の達磨様に、そのまま伝わりました。
そして、その佛法は、高祖様・道元禅師様へと受け継がれました。
この世の姿は、無常であります。
しかしながら、私たちは、自分の物に常住を望んでしまいがちです。
そこに、執着を生じ、苦となってしまします。
藤水院様は、そのことを全身全霊をもって、この身が移り変わっていくものであると、示しました。
遺された者として、その事を受け止めねばならないと、感じております。
この度は、大導師様をはじめ各仏事師様、誠にありがとうございました。
また、多くの御寺院様も御随喜ありがとうございました。
そして、檀信徒の皆様、特にお世話人、協力委員の皆様方、隣組の皆様、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
法慧 九拝
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12月23日に人形供養会が行われます。 このブログが機縁となり、私が導師を勤めさせていただきます。 ご供養のあと、「供養」とは何か、についてお話させていただきたいと考えております。 年の瀬を迎え、お忙しいことと思いますが、どうぞお越しください。 =================…
11月 29日 入檀式
ご縁あって、本年、新しくお檀家になられた方々にお集まりいただき、入檀式を執り行いました。
入檀式とは、お檀家になるにあたって、お寺の宗旨や歴史を理解していただくお式の事。
現状、あまりこのような事をしているお寺はあまり無いようですし、私のお寺でも今年より始めることにしました。
少しでも、お寺とのご縁が深くなればと思いから試みましたが、幸いな事に、案内した全てのお檀家さんに来寺いただきました。
差定
一、授戒
二、輪袈裟授与
三、本尊上供
四、全員焼香
五、諸堂案内
六、茶話会
授戒は戒名の授与はせずに、総授戒の形で。
諸堂案内といっても小さなお寺ですから・・・仏様の説明など。
葬儀を通じてお檀家になる方が多いですが、葬儀や法事のつながりだけでなく、同じ道を歩む者として、共に成長していけたらと願っております。
同じ道、それは、成佛道。