大童法慧 | 今日も、『いいこと』がありました!
何かを得ようとするのではなく 何かを捨ててみよう
大童法慧,曹洞宗,僧侶,祈祷,相談,生き方,悩み
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12月 18日

山頭火は、「焼き捨てて日記の灰のこれだけか」と己の人生を嘆いた。   数ヶ月前、Facebookはやめた。 数年前から、年賀状も暑中見舞いも出していない。 お中元も御歳暮も、「仕舞い時なので、ご放念ください」としたためる時期にきたのかもしれない。   今週、大…

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12月 04日 友を亡くし 悲嘆に押し潰されそうな貴殿に

  先日、「いのちの故郷はどこか」と問い詰めてきた貴殿に 私は「足元だ」と応じました 私も 今 とても弱っているから そんな程度にしか応えられなかった   少し丁寧に言うならば それは虚空です 天国という国や浄土という場所が どこかにあるのではありません どこ…

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11月 27日 Love is Over

私の愚かさが、また、露わになった 身悶えするような日々が、また、はじまった   私は私の愚かさを持て余している けれども、こんな私にも友がいる そして、こんな私を必死に支えようとしてくれる方がいる   ありがたいことに、神や仏があるものか、と思わなくなった 思…

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10月 30日 新しい器

汚れっちまった悲しみに   中也 汚れっちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れっちまった悲しみに 今日も風さえ吹きすぎる 汚れっちまった悲しみは たとえば狐の革裘(かわごろも) 汚れっちまった悲しみは 小雪のかかってちぢこまる 汚れっちまった悲しみは なにのぞむなくねがう…

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9月 11日 居酒屋の犬

行けば、親の仇にあったかのように唸る犬。 手を出せば、噛んでくる犬。 酔って帰る時にも、忘れずに吠えてくる。   お盆に、その店の親父から写真が届いた。 一昨年前に亡くなったじいちゃんの遺影を前に、彼が座りこんで「まるでお経を読んでいるようだ」、と。   &n…

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7月 17日 水晶体脱臼

今月10日朝3時半 洗面所にて 左目が見えなくなりました 土曜日で午前中の法事が5座 午後から眼科に行ったところ 大きな病院を紹介されました 月曜日 その大きな病院に7時半到着 検査などを終えたのが14時 病気になるのも楽じゃない と つくづく思いました   8日に水晶…

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6月 05日 検査

ずーっと不調だった。いや、今も・・・ かかりつけ医に見てもらったところ、「どこも悪くないよ。でも、大きな病院でCTを」と勧められた。     正直な話、病気がわかるのも嫌だし、また、わからないのも心地よくない。 「その時はその時だから」と諦念し、その大きな病院…

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5月 08日 断捨離

  不定愁訴が続くので、身の回りの整理をはじめた。   読むつもりで買っていた本。 「また、何かの役に立つこともあるだろう」と、しまっていた資料。 衣装持ちではないけれど、それなりに物に囲まれていた。 たくさんの物を遺すことは、全く本意ではない。  …

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4月 10日 順応

近所に農産物直売所ができた。 多くの客で賑わっているようだ。   数度、訪れたが、残念ながら、私とはあまり縁がなさそうな店だ。   月末に記帳していたATMが閉じられていた。 張り紙には、その店の中にATMを移転したとのこと。 これは痛い。   一長…

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3月 20日 寄進

永代供養墓の建立を計画している。 それは、どなたでも入れるお墓。 つまり、檀家でなくても、俗名でも入れるお墓。   この想いに賛同され、高額の寄進を頂戴した。   「お金は大切である。だからこそ、お金は大切にしなければならない。 それは仕舞い込むことではなく、…

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