大童法慧 | ニュース
何かを得ようとするのではなく 何かを捨ててみよう
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ニュース




2月 01日 どうせ死ぬのに

山形の大学で、学生さんたちに「どうせ死ぬのに、あなたはなぜ生きるのか?」についてお話をする機会を頂戴しました。   どうせ死ぬのは、みんな同じです。 みんな、どうせ死ぬ。 ならば、なぜ生きなければならないのだろうか?   実は、私は20の頃、このことを真剣に考…

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12月 21日 「幸せだなぁ」と、呟けた朝

たいていは、「今日もまたはじまったか」と目が覚める。 そして、「なんかいいことないかな」と遠くを見る。   でも、その日、朝目覚めた時、「幸せだなぁ」と声に出た。 そのことにとても驚いた。   いやいや状況は変わっていない。   でも、これが幸せなの…

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11月 30日 55歳

先日、55歳となりました。 こんなに生きることになるとは、思いませんでした。   田舎の小さな寺で、猫と共に暮らしていても、、、 心が揺らぐ日、酒を手に穴に籠ってしまいたい日、手に負えない自分と対峙する日が押し寄せてきます。 でも、そのおかげで、人の情けが身に沁みるよう…

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12月 18日

山頭火は、「焼き捨てて日記の灰のこれだけか」と己の人生を嘆いた。   数ヶ月前、Facebookはやめた。 数年前から、年賀状も暑中見舞いも出していない。 お中元も御歳暮も、「仕舞い時なので、ご放念ください」としたためる時期にきたのかもしれない。   今週、大…

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11月 27日 Love is Over

私の愚かさが、また、露わになった 身悶えするような日々が、また、はじまった   私は私の愚かさを持て余している けれども、こんな私にも友がいる そして、こんな私を必死に支えようとしてくれる方がいる   ありがたいことに、神や仏があるものか、と思わなくなった 思…

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10月 30日 新しい器

汚れっちまった悲しみに   中也 汚れっちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れっちまった悲しみに 今日も風さえ吹きすぎる 汚れっちまった悲しみは たとえば狐の革裘(かわごろも) 汚れっちまった悲しみは 小雪のかかってちぢこまる 汚れっちまった悲しみは なにのぞむなくねがう…

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9月 11日 居酒屋の犬

行けば、親の仇にあったかのように唸る犬。 手を出せば、噛んでくる犬。 酔って帰る時にも、忘れずに吠えてくる。   お盆に、その店の親父から写真が届いた。 一昨年前に亡くなったじいちゃんの遺影を前に、彼が座りこんで「まるでお経を読んでいるようだ」、と。   &n…

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7月 17日 水晶体脱臼

今月10日朝3時半 洗面所にて 左目が見えなくなりました 土曜日で午前中の法事が5座 午後から眼科に行ったところ 大きな病院を紹介されました 月曜日 その大きな病院に7時半到着 検査などを終えたのが14時 病気になるのも楽じゃない と つくづく思いました   8日に水晶…

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6月 05日 検査

ずーっと不調だった。いや、今も・・・ かかりつけ医に見てもらったところ、「どこも悪くないよ。でも、大きな病院でCTを」と勧められた。     正直な話、病気がわかるのも嫌だし、また、わからないのも心地よくない。 「その時はその時だから」と諦念し、その大きな病院…

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