大童法慧 | 葬儀・法事
何かを得ようとするのではなく 何かを捨ててみよう
大童法慧,曹洞宗,僧侶,祈祷,相談,生き方,悩み
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9月 17日 塔婆

「それはね、亡くなった方へのお手紙です」 即答したのは、霊園の管理事務所のおばちゃん。 ・・・きっと、マニュアルに書いてあるんだろうな。 それは、「なぜ、塔婆をたてるのですか?」と、質問した男性への答えでした。 男性は、お墓を探していたようでした。 隣のテーブルでコーヒーを飲んでいた私に、おばちゃんは、大きな声で同意を求めました。 「ね、そうでしょう。塔婆って、亡くなった方へのお手紙なのよね。 お手紙だから、いっぱい塔婆をあげた方がいいのよね」 「手紙なら、自分で書けばいいんじゃないの。木に書く必要もないしさ。 それに、数を競うのも、また、違うと思うけど・・・」と、私。 それでも、引き下がらないおばちゃんは、まくしたてました。 「偉いお坊さんが、塔婆は手紙だって言ってたのよ。 それに、自分で書いたって、意味がないじゃないのよ。 お坊さんに書いてもらうから、供養になるんでしょ」 本音と建前を使い分けられない青臭い僕は、言ってしまいました。 嗚呼、数えで40歳にもなるのに・・・ 「でもさ、この霊園の塔婆って、おばちゃんが書いて1本5000円も取ってるじゃん」 そういえば・・・ 室内納骨堂タイプの霊園の塔婆は、割箸くらいの長さで、幅が数センチ。 塔婆の文字は、マジックで書かれて、5千円也。 塔婆は仏像であると、お師匠様から習いました。 塔婆一本、一本が仏様のお姿を意味するのだ、と。 それ故に、供養ができる。
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5月 29日 焼香

焼香の時、間違えて、香ではなく炭を手に持った人がいました。 作法を知らず、つまんだ香を口に入れた人もいました。 『曹洞宗行持規範』の導師焼香法によると。 導師の焼香は2回。 右手の親指、人指し指、中指の三指で香をつまみ、両手にささげて丁寧に頂いて香炉に投じ、次に更に香小量を取って炉に投ずる。 初めに焚く香を主香、次に焚く香を従香という。 従香は頂かないでそのまま炉に入れる。 導師が2回の焼香であるなら、参列者の焼香は、主香の1回のみのはずだが・・・ 焼香は3回するのものだと主張する御老僧もおられるし、いや1回・2回・3回どれでもいいのだ、とする方丈さんもいる。 「1回だと、心がないと思われそうだし、3回の方が丁寧かな」と思うのも人情。 「焼香は心をこめて、一回でお願いします」 という司会者の案内が空しく響く。 参列者は「早く終わらせようとしているな」って、感じてしまう。 先日のお通夜での事。 多くの参列者が予想され、棺の前に香炉が10個も用意されていました。 通夜が始まり、遺族の焼香の時、それが起こりました。 故人様の孫、小学3年生の男の子が、左端の香炉で焼香をしました。 きっと、おじいちゃんの事が大好きだったのでしょう。 嗚咽しながら、香を焚き手をあわせてました。 彼は、左端で焼香を終えると、次の香炉で焼香をし、また、次の香炉で焼香をし、そして、4番目の香炉に香を焚いた時・・・それに気付いた葬儀社の社員に誘導されて席に戻されてしまいました。 手を引かれて行くとき、振り返りながら香炉を見つめる彼の顔が印象的でした。 通夜の法話で、彼にひとこと伝えました。 ・・・あのね、全部の香炉で焼香したとしても、その悲しみは解決できやしないものだよ。 ありたっけの香を焚いたとしても、大好きなおじいちゃんは、生き返りはしない。 でも、ね。あなたの心を、おじいちゃんは一番喜んでいると思うよ。 だから・・・ 香の香りは、遍く世界にいきわたります。
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1月 24日 着信アリ

親交のある葬儀社さんに誘われた、酒席での事。 「いやぁ、この前の葬式には、まいっちゃったよ」と、切り出してきた専務さん。 「何か、あったんですか?」と聞き返すと・・・ 「実はさ、お通夜の最中にお坊さんの袖の中から携帯が鳴ってさ。 その着信音が、黒電話の音ね。また音量が大きくて、会場に響いちゃって。 しかも間の悪い事に、木魚を叩くお経の時なんだよね。 だから、木魚を止めて電話を切るって事もできなくてね。 まぁ、そのお坊さんはお経を優先したって事になるんだろうけど・・・ うちの社員があわてて駆けつけたけど、うまく携帯を取りだせないんだよね。 結局、30秒ぐらい鳴って・・・で、その5分後にもう一回、鳴っちゃって。 で、葬家は怒っちゃってね。 なんで、あんな坊さんを紹介したんだって、さ。 法慧さんなら、こんな時どうする? 人間だから、失敗はあるじゃない。もしも、万が一、そうなったらさ?」 問われた私は答えました。 「実は・・・告白すると、僕も一度あるんですよ。 お通夜ではなく、施主さんのお宅での法事のときでしたけど。 仏壇を前に座り、いざ、はじめようとした瞬間でしたね。 頭陀袋の中から、着信音が鳴り響いて。 ちなみに、その時の着信音は『男はつらいよ』 非礼を詫びて、仕切りなおして法事を終えました。 終わっての法話に、僧侶もつらいよって話しを交えながらしたら喜ばれました。 でもホント、はじまる前で良かったと思いましたね。 そのおかげで、必ず、マナーモードにする習慣が身につきました。 まあ、とにかく謝罪するしかないでしょうね。本当に失礼いたしましたって」 「えっ、何あったの、そういうことが」 「はい、お恥ずかしいお話しですが・・・」 「でも詫びたらさ、許してくれたでしょ。 そういう事だと思うんだよな、失敗したら詫びるのが基本だよね。 その坊さんもね、通夜のお経が終わった時にでも、失礼いたしましたと頭をさげれば、それで済んだと思うのよ。 それをしなかったんだよ、あの坊主は。 できないのかな?いい年してさ。 っていうか、あんたは、いちお、お坊さんなんだろって言いたくもなるさ。 結局、葬家の怒りは収まらなくてね。 葬儀の時は、違うお坊さんを手配してくれ、と。 リリーフだね、火消し役。でも、ふつうは有り得ないよ。 ・・・まぁ、今回改めて、派遣は危険だって痛感したね」 お芝居や講演会、そして映画館。 始まる前に携帯電話の確認がうながされる。 通夜や葬儀の時も、携帯電話は電源を切るかマナーモードにしてください、と司会者がお願いをしている。 そして、本人はしたつもりでも・・・結構、鳴る。 年間に何件かの葬儀や法事があるが、改めて、思い直したい。 その葬儀や法事は、「一度きり」のものだ、と。 その葬儀は、葬家にとっては、大切な人との最後のお別れの場である。 その法事は、施主家にとっては、再び時や想いを共有できる場である。 失敗、失態、失言・・・恥ずかしい事の多い人生のなかで、学ぶ姿勢のみが救いとなる。
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7月 29日 棺の中

棺の中に何を入れたいですか? 三角頭巾、手甲、脚絆、経帷子、六文銭、杖などのいわゆるの旅装束・死装束は、あまり見なくなってきたように思います。 パジャマ姿、普段着、あるいはお気に入りのお召し物で旅立つスタイルに変化してきています。 そして、棺の中には様々な物が並びます。 大切な思い出の写真、表彰状、ぬいぐるみ、本や手紙・・・生前、口に出して言えなかった言葉や思いもあるでしょう。 また、地域の文化で、蝋燭、マッチ、米、箸、お茶や茶菓子等々。 最近では、そのまま火葬できる副葬品が販売されています。 木製のゲートボールセット、釣具セット、日本酒やビールセット等々があるようです。 昨今は、生花祭壇が流行です。 お別れの際、献花する形で、参列者がその花を棺の中に納めます。 むしり取られた多くの花が、遺体を埋め尽くします。 ・・・でも、花にも命があるだろうに。 そういえば・・・ 母親の棺の中に、万札の束を入れた社長さんがいました。 酒好きの父親の遺体に、ビールと四合瓶の酒をかけた家族がいました。 あなたの、最期の持ち物は何ですか?
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6月 16日 空寂

切手盆や袱紗を使って、お布施を渡す人を見る事が少なくなりました。 半紙に包んだり、不祝儀の袋に入れたりもせず、裸のまま渡す事も珍しくないようです。なかには、財布から直接支払う人もいるようです。 そのうち、カードで24回払いで、という時代がくるかもしれませんね。 お布施もVISAやJCBでって、ね。 まぁ、固いことは言いなさんな、どうせ、すぐに開けて、袋は捨てるんでしょ、とのご指摘もありますが・・・ ひと手間かけて渡そうとする気持ちこそが、尊いと思うのですが。 時が至るまでは、そのお気持ちとともに、ご本尊様にお供えしておくものだと、お師匠様から厳しく教えられたものです。 葬儀社からの依頼のお布施は、5割、葬儀社に戻す。 残りの5割から、2割は僧侶派遣業の会への支払いとなる。 ひどい葬儀社の社員は、喪主に「信士・信女のランクのお布施は35万ですよ」と囁き、そこから10万円は自分のポケットに。 で、25万で派遣会社に仕事を流す。 HPには、価格破壊だ、明瞭価格だと宣伝しても、実は・・・? 檀家の少ないお寺や寺構えのない僧侶には、出会いのチャンスではあるのですが・・・ お師匠様の話です。 「財法二施 功徳無量 檀波羅蜜 具足円満 乃至 法界平等利益」 お布施をいただくと、必ず、お唱えになられます。 そして、「・・・お預かりいたします」とおっしゃられます。 ある時、午前中に法事を終えた施主が、夕方、慌ててお寺に駆け込まれました。 聞けば、お布施を入れ忘れたとの事でした。 老師にお会いしてお詫びし、改めて、お布施をお渡ししたいので取り次いで欲しいとの旨。 老師 「さきほど、いただきましたよ」 施主 「いえ、何度も確認しましたが、やはり、入れ忘れてしまいました。 どうぞ、お受け取りください」 老師 「いいえ、いただきましたから・・・」 施主 「でも・・・・」 老師 「あなたのお気持ちは、しっかりと頂戴いたしましたから・・・ ご心配しなくて結構ですよ」 施主 「・・・ありがとうございます」 案外、お布施の入れ忘れはよくある話でして、この話を、ある賢いお坊さんにしたところ・・・ 「もし、お布施が入ってなければ、すぐに、連絡するさ。 だって、そんな事を許したら、寺院の経済が成り立たなくなるだろ。 それにさ、教えてあげるのが布教だし、貰ってあげるのが布施でしょ。」 そりゃさ、そうだけどさ・・・ 私は、賢くないので・・・やっぱり、言えねえな・・・ 「あのぅ、お布施が入っておりません」
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4月 22日 家族葬

家族葬という言葉をご存知でしょうか? 最近では、家族葬専門と看板する葬儀社もあるようです。 まぁ、ほとんどの葬儀が、家族葬とも言えなくもありませんが。 だって、故人を送るのは、その家族だから・・・ 家族葬とは、一般会葬者を呼ばないで、家族で故人をおくる葬儀の事。 故人とゆっくりお別れが出来て、しかも、葬祭費用があまりかからないのが利点だとの事。 「故人とのお別れの時間を大切にします」と「葬儀費用の負担が少ないです」が、誘い文句。 しかし、どうなのかなぁ、実際は? 親しく親しく見送るための家族葬なのかな? それとも、もしかして・・・ただ、安いからの家族葬? 【ホントに、安いのかどうかは、わかりませんが・・・】 家族に葬がついて、家族葬。 なんだか、家族という素敵な言葉が葬られた気がしませんか? 家の意識も家長制度も崩れ、核家族になったこの国。 この言葉は、やがて、家族の本質を蝕み、そして、家族そのものを葬る事になる予兆なのかもしれません。
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2月 04日 響く声

某霊園にて、知人の墓前でのお勤めを終えた時、すぐ傍で、大きな読経の声が響いてきました。 大きな鏧子<けいす>の音と、何人もの僧侶が、木魚にあわせて「大悲心陀羅尼」を読む声が。 けれども、そんな人の気配はありません。 不思議に思いながら、声のする方に近づいてみると・・・ 初老の男性が、お墓の前に額ずいて、手を合わせておられました。 その横には、なんと、ラジカセが。 私の視線に気付いたのか、男性が振り返って言いました。 「これ、カセットテープなんですよ。今日は、女房の命日なんで。 坊さんを呼んで、法事をしようと思ったけど、お布施が高くって。 管理事務所に聞いたんだけど、5萬も6萬も払うのは、ちょっとね。 それで、考えたんですよ、結局、テープでも同じお経だって。 これなら、2千円位だったし、いつでも、好きな時に使えるなって」 なるほどな、と感心しつつ、その男性に申し出ました。 「ああ、それは、いい事を思いつきましたね。 でもね、せっかくの奥様のご命日だから・・・ここを、私が通りがかったのもご縁だから、よろしければ、ご回向させていただきますよ。 けど、カセットより、上手に出来るかどうかは、わからんけれど・・・」 「えっ、でも、お布施が・・・」と、ためらう男性。 「銭金だけで生きているわけじゃないから、いいんですよ」と、応えたところ・・・ 「では、お願いいたします」と。 そして、男性と二人で、奥様の13回忌のお勤めをさせていただきました。 もちろん、カセットテープは流しませんでした。 お勤めの後、しばらくお話をして、帰り際に、一言、付け加えました。 「テープも素晴らしいけれども、ご自身でお経を覚えたらいかがですか? そんな心持になれたら、きっと、佛縁が深まると思いますよ」 男性は、にこやかに、頷いてくれました。 もちろん、佛教は、金持ちのためだけの教えではない。 もちろん、佛教は、エリートのためだけの教えではない。 志半ばでのリストラや年金暮らし。 子供を抱え、介護の親を抱え、そして、借金も抱える。 株だ投資だと騒いでも、結局、甘い汁は多くはない。 みんながみんな、ベンツに乗れる生活はしていないのだ。 それでも、この現実の、この暮らしの中で、人は、よりよきものを、より美しきものを、そして、より尊きものを希う。 そんな時、貨幣を基準にして、その教えを敷衍する契機を逃していると・・・ カセットで用が足りる日がくるのも、遠くないかもしれない。
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12月 27日 写真

棺の中の顔を携帯で写す人もいる世の中なれど・・・ 通夜や葬儀の最中に、写真を撮って回るカメラマン。 葬儀社さんのサービスなのか、提携の業者さんなのか・・・ 導師入場でパシャリ、法話をすりゃパシャリ、引導を渡しゃあパシャリ・・・ すすり泣く声を聞けば移動してパシャリ、焼香の時は待ち構えてパシャリ、棺に花を入れる時は大忙しだけどパシャリ、霊柩車に運ぶまでパシャリパシャリ・・・ しかし、いつ、この写真を見るのでしょうか? この写真を見て、あの時はいっぱい泣いたねって? 葬式も結婚式も運動会も演芸会も、みんな同じスタンス。 久しぶりに会う親戚と写真を撮るのなら、控え室で、と思う私は古い人間なんでしょうね。 死への畏怖や畏敬の念もどこへやら・・・
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10月 26日 本音

とある葬儀社の経営者の言葉。 「今、家族葬や密葬、それに直葬といって、格安のギリギリの葬儀プランを組んで売ってるけれど・・・実際、最近は、安い施行というか、利益にならないのが多いんだよね。」 「真面目にやれば、厳しいよ数字は。」 「お得だとか安いとか、そんな宣伝に飛びついてくる人が多いの。 騙されるだの、ぼったくられるだの、マスコミが煽るもんだから、警戒しちゃうのかね?」 「正直な話、自分の親が死んだ時、そんなプランで葬式するかといえば、絶対、やらないよ。」 「だって、あんな祭壇とか棺じゃあさ、親に申し訳ないもの。 それに、あの収骨では寂しすぎるよ。可哀想だね。」 「今、葬儀には様々な選択肢が用意されてるけど・・・よく、考えなきゃね。 後悔するぐらいなら、よく調べなきゃ。」 火葬場の炉にも、ランクがある。 特賓室 特別室 最上等の三種類。炉は同じだが、収骨室が異なる。
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10月 20日 やり逃げ?

1周忌と併せて納骨の法要の依頼があった。 自宅で1周忌をし、都内の公営霊園に納めたいという。 拙僧「お葬式をしてもらったお坊さんに頼まれてはいかがですか?」 施主「いえ、連絡がつかないのです。名刺を頂いたのですが・・・」 拙僧「どちらのご紹介ですか?」 施主「葬儀社です」 拙僧「ならば、その葬儀社さんから連絡を取ってくれるはずですよ。 葬儀の時に、担当してくれた方に聞いてみて下さい」 数日後、お施主さんから再び電話があった。 葬儀社からの連絡で、その僧侶は多忙のため法事の約束ができないから、と言われたとの事。 施主「で、お願いできませんか?」 拙僧「じゃあ、お受けしましょう。私は多忙ではありませんし・・・」 ご法事の日、施主宅にて。 故人の親族や友人の方々が15人ほどがお集まり。 別れた故人を偲ぶ情よりも、口にされる言葉は 葬儀にきた僧侶への不信や葬儀社への不満ばかりが次々と・・・ そして、ご法事をはじめる時に、お位牌を見てびっくり。 位牌に彫られている戒名に、誤字が。しかも、2文字もありました。 拙僧「この戒名は、なんてお読みするのですか?」 施主「いや、よく解らないのですが・・・どう、読むのですか?」 何も知らない人が、悪いのか? 何も知らない人は、騙され易いのか? 通夜と葬儀と戒名と初7日で、お布施として、合計80万円を請求された挙句、この誤字の戒名。 院号を特別にサービスしておきました、と、坊主に言われたとの事。 葬儀後、お布施を葬儀社と折半したかどうかは知りませんが・・・ 拙僧「お葬式をしたのは曹洞宗のお坊さんですか?」 施主「はい。そう、言っていました。」 自称僧侶?自称曹洞宗?それとも・・・? 仏壇店は、白木の位牌を見て原稿にし、位牌を彫ったのでしょう。 石材店も、白木の位牌を写し手本にし、霊園の墓誌に刻んだのでしょう。 通夜葬儀に集まった親族や友人で、誤字に気付いた人はいなかったのか? それとも、坊主に間違いを指摘して、七代まで祟られると思ったのか? 漢字テストなら、間違いなく×だろうに・・・ 誤字でも戒名か? 誤字なのに戒名か?
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