9月 29日 苦しきこと
世の中の 苦しきことを 人問わば
人をへだつる 心と答えよ
見知らぬ人が、ただそこに居たという理由だけで、陵辱されたり殺されたりというニュースを見聞きしますと、修羅の世界だなと感じます。
修羅とは、奪い合う世界のこと。
親が子を虐待し、子が親を殺めるというニュースさえも、今では、決して珍しいものではなくなってしまいました。
あなたは、今、何が足りないですか?
あなたは、今、何が苦しいのですか?
足りないものの根源は何か?
苦しいものの根源はどこか?
それは、<俺が・私が>の心でしょう。
<俺が・私が>の心が縛られ執着となり、我執の塊となるのでしょう。
俺はエライ、私がイチバン。
自分の思い通りにならないと、その事を最大の苦しみとして、安易に命を傷つけ奪ってしまう。
命は本来は、ひとつもの。
私たちは大きなひとつの命の世界に生きております。
そこには、<俺が・私が>と隔てるものはなにもありません。
仏教はその命の在り方を教えております。
その命あることを知り、信じ、解り、体現していく。
これこそが、仏の教えでしょう。
人をへだつる心
これによって、一番苦しい思いをするのは、自分自身であることを忘れてはならないと思うのです。
へだてのない心、大きな心
その心を持つ歩みを どうぞ 大切に。
「とんきち」
Posted at 03:30h, 30 9月SECRET: 0
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俺が俺がの「が」を捨てて
お陰お陰の「げ」で生きよ
ですね。
「祖母の死」と合わせて拝読いたし、
すっかり「感動」しております。
接心お疲れ様でした。
私もマインドマップと言う方法で
自分の心の中をたまに覗いてみます。
座禅はきついですね。(1度体験しました)
頑張ってください。
同年代です。応援しています。
「とんきち」
大童 法慧
Posted at 16:42h, 01 10月SECRET: 0
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おかげさま、大切な言葉ですよね。