大童法慧 | 方便
何かを得ようとするのではなく 何かを捨ててみよう
大童法慧,曹洞宗,僧侶,祈祷,相談,生き方,悩み
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5月 12日 方便

方便とは、 梵語ウパーヤ の漢訳。
近づく、 到達するの意。 巧みな方法を用いて衆生を導くこと、 真実の法に導くための仮のてだてとしての教え、 巧みな教化、 差別<しゃべつ>の事象を知って衆生を利益<りやく>する智慧などの意味があります。
方は正しい、便は手段という意から、方便。
先代の住職の法事では
『寿量品偈』か『普門品偈』、『大悲心陀羅尼』を読誦し、『舍利礼文』で焼香。
控えの間で、お茶を頂きながら、法話。
現在の住職の法事では
参列者に教本を渡し、これから読むお経の意を説き、『修証義』か『父母恩重経』を共に読誦し、『舍利礼文』で焼香。
控えの間で、お茶を頂きながら、法話。
方便・・・正しき真理を見失うことなく   時・所・位・量に応じて


2 個のコメントがあります
  • remains
    Posted at 18:29h, 16 5月 返信

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
     方便を使うは難しく
     詭弁をろうするは容易い。
     いつも人に伝える事に悩みながら生きておりまする。
     正しい事も押し付ける事無く伝えるにはと。
     

  • 法慧
    Posted at 21:47h, 16 5月 返信

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    方子、と書いて、みちこ、と読むそうです。
    「方には正しいという意があるのよ」と、80過ぎたお姐さんに教わりました。

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