12月 31日 老い
「私はもう老い朽ち、齢をかさね老衰し、人生の旅路を通り過ぎ、老齢に達した。わが齢は八十となった。
譬えば古ぼけた車が革紐の助けによってやっと動いて行くように、恐らくわたしの身体も革紐の助けによってもっているのだ」 『ブッダ最後の旅』
白い頭 遠くなった耳 若くない身体
私を育ててくれた元気な頃の親の今の姿
改めて思う
自らの命を削って 我が子を育てたのだ、と
生意気な学生の頃
親を鬱陶しいと想った自分がいた
自らの人生の折り返し地点を過ぎた今
悔悟と時間の優しさを痛切に感じる
懐かしく暖かな日々
穏やかで緩やかな時
宝物のような故郷
MEMO
1、もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい
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