10月 31日 雲を離れた月
『恵眼院鉄門海上人伝 ~注連寺縁起~』を頂戴しました。
上人の御生涯を偲ぶ時、『法句経』にある言葉を想い起こしました。
以前には 放逸であった人でも、のちに 放逸でなくなるなれば、その人は、雲を離れた月のように、この世を 照らすであろう。
人がもし 善業によって、以前になした 悪行をつぐなうなれば、その人は、この世を照らすこと、雲を離れし 月のごとくであろう。
たやすいことではありませんが、人は生まれ変わることができるのです、それも生きている間に。
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