大童法慧 | 歳神様
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1月 02日 歳神様

新年、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

目出度さも ちう位なり おらが春   一茶
「から風の吹けばとぶ屑屋はくづ屋のあるべきやうに、門松立てず煤はかず、雪の山路の曲り形りに、ことしの春もあなた任せになんむかへける」と前書があります。

 

ともかくも あなたまかせの 年の暮れ    一茶

 

一茶の言う「あなた」とは阿弥陀さまのことです。
彼にとって、まさに不遇と苦難の連続の人生で辿り着いた「あなた」でした。
「もうこれで終わり」と思ったからこそ巡り合えた「あなた」でした。

 

「神や仏などあるものか」という経験を涙を湛えながらひしひしと感じることで、それでも「神や仏がある」という確信を得る経験をするのでしょう。

 

今年は、一茶の句からはじめることができました。

 

今日もいいことがありました!

 

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