4月 28日 永遠の今
生より死にうつるとこころうるは、これあやまりなり。生はひとときのくらいにて、すでにさき ありのちあり。かるがゆゑに、仏法のなかには、生すなはち不生といふ、滅もひとときのく らゐにて、またさきありのちあり、これによりて滅すなはち不滅といふ。生というときには、 生よりほかにものなく滅というときは、滅のほかにものなし。かるがゆゑに、生きたらば、 ただこれ生、滅きたらばこれ滅にむかひてつかふべし
薪を燃やすと灰になる。
そんな感覚で過ごしていると、大切な「今」を見失ってしまうよ、とのお示し。
「今・ここ」に永遠の今を感じ取ること。
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