1月 21日 深い関わりを持つ他者
わずか2000字程度の原稿を七転八倒しながら、また、己を呪いながら過ごす時間。
何にも浮かばず時間が過ぎる。
かといって、寝ることもできもない。
まぁ、幸いに脱稿したけれども、その零れ落ちた部分。
書けなかったところの備忘。
情愛が深く絡む他者は、特に気をつけなければなりません。
もちろん、何かを失った時に支えてくれる家族や親族、友人や恋人がいればとても素敵なことでしょう。
勝海舟は『氷川清話』で「人間の覇気を減らすのに、一番力のあるものは、内輪の世話や心配だ。外部の困難なら、たいていな人が辛抱もするし、またこれがためにますます勇気が出るといふこともあるが、親兄弟とか妻子とかいふやうな内部の世話には、みんな根気を無くしてしまふものだ。どんな大悪人でも、恩愛の情には流石に脆いもので、この情といふ雨露に打たれると、忽ち弱つてしまふものが多い。」と指摘しています。
・・・出版の際は、改めてお知らせいたします。
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