はじめてのホールでのお通夜。 年配の司会者が発した言葉に驚く。   「みなさま、ご合掌でお迎えください。」 世間知らずの、勉強不足ゆえ、ご合掌という言葉をはじめて聞いた。 「みなさま、ご礼拝をいたします。」 ご礼拝という言い方もあるのかな?   …
						
					 
				 
			 
		
		
					
			
								
					
						
						
						  令和4年8月24日、野良猫が居ついてしまった。 猫を飼うなど思いもよらなかったが、ご縁なのだろう。   猫と50代男との暮らしは、猫は決して手を貸してくれないことを、教えてくれた。   天気がいいと、外に出て、ネズミや蛇などを咥えて、自慢げに唸り…
						
					 
				 
			 
		
		
					
			
								
					
						
						
						山形の大学で、学生さんたちに「どうせ死ぬのに、あなたはなぜ生きるのか?」についてお話をする機会を頂戴しました。   どうせ死ぬのは、みんな同じです。 みんな、どうせ死ぬ。 ならば、なぜ生きなければならないのだろうか?   実は、私は20の頃、このことを真剣に考…
						
					 
				 
			 
		
		
					
			
								
					
						
						
						新年おめでとうございます 自由に行きましょう あなたにいいことが雪崩の如くおきますように   今日もいいことがありました!  
						
					 
				 
			 
		
		
					
			
								
					
						
						
						たいていは、「今日もまたはじまったか」と目が覚める。 そして、「なんかいいことないかな」と遠くを見る。   でも、その日、朝目覚めた時、「幸せだなぁ」と声に出た。 そのことにとても驚いた。   いやいや状況は変わっていない。   でも、これが幸せなの…
						
					 
				 
			 
		
		
					
			
								
					
						11月 30日 55歳
						
						先日、55歳となりました。 こんなに生きることになるとは、思いませんでした。   田舎の小さな寺で、猫と共に暮らしていても、、、 心が揺らぐ日、酒を手に穴に籠ってしまいたい日、手に負えない自分と対峙する日が押し寄せてきます。 でも、そのおかげで、人の情けが身に沁みるよう…
						
					 
				 
			 
		
		
					
			
								
					
						12月 18日 棺
						
						山頭火は、「焼き捨てて日記の灰のこれだけか」と己の人生を嘆いた。   数ヶ月前、Facebookはやめた。 数年前から、年賀状も暑中見舞いも出していない。 お中元も御歳暮も、「仕舞い時なので、ご放念ください」としたためる時期にきたのかもしれない。   今週、大…
						
					 
				 
			 
		
		
					
			
								
					
						
						
						私の愚かさが、また、露わになった 身悶えするような日々が、また、はじまった   私は私の愚かさを持て余している けれども、こんな私にも友がいる そして、こんな私を必死に支えようとしてくれる方がいる   ありがたいことに、神や仏があるものか、と思わなくなった 思…
						
					 
				 
			 
		
		
					
			
								
					
						
						
						汚れっちまった悲しみに   中也 汚れっちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れっちまった悲しみに 今日も風さえ吹きすぎる 汚れっちまった悲しみは たとえば狐の革裘(かわごろも) 汚れっちまった悲しみは 小雪のかかってちぢこまる 汚れっちまった悲しみは なにのぞむなくねがう…
						
					 
				 
			 
		
		
					
			
								
					
						
						
						行けば、親の仇にあったかのように唸る犬。 手を出せば、噛んでくる犬。 酔って帰る時にも、忘れずに吠えてくる。   お盆に、その店の親父から写真が届いた。 一昨年前に亡くなったじいちゃんの遺影を前に、彼が座りこんで「まるでお経を読んでいるようだ」、と。   &n…