大童法慧 | 法話
何かを得ようとするのではなく 何かを捨ててみよう
大童法慧,曹洞宗,僧侶,祈祷,相談,生き方,悩み
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12月 09日 満月の夜の坐禅会12月講話 その1

  この話を皆さんはどのように感じたでしょうか。   ガンになってしまったことはとても残念で、悲しくて、やりきれないことだ。だから彼女は可哀想だ、と思ったかもしれません。   けれども、どうなのでしょうか。彼女は、本当に可哀想な人なんだろうか。 ここ…

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11月 25日 死生観を養うための、一考察

3年ほど前、43歳で亡くなった女性の葬儀をしました。 葬儀では、4つ年下のご主人が喪主をつとめました。その夫婦に子どもはいませんでした。   ご主人の会社は、大手のIT企業です。そこは若い方が多く、とても自由な雰囲気の会社だそうです。 奥様の49日を終えた頃のこと、彼は…

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11月 18日 満月の夜の坐禅会11月講話 その2

言の葉3をご覧ください。 「他ならぬ私」を支えているもの <案>と書いてます。   ア、私自身 私 志 夢 勇気 自信 体力 経験 思想 信条 会社 学歴 仕事 学び 知 芸術 趣味 本 言葉 思い出 物語 薬 道具 時間 お金 資産   イ、他者 家族 両親…

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11月 04日 11月 満月の夜の坐禅会講話 その1

11月 満月の夜の坐禅会講話の冒頭部分です。     11月となりました。 私にとって、この11月はとても思い入れの深い月でございます。何故だかわかりますか?・・・そう、11月17日が誕生日なんです。 気持ちは18歳のままなのですが、今年は48歳になります。 …

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10月 28日 四種の人の譬喩

今日は、お釈迦さまの教えにある、四種の人の比喩を、皆さんと味わいたいのです。   四種の人の譬喩 闇より闇におもむく者 闇より光におもむくもの 光より闇におもむく者 光より光へとおもむく人   この比喩について、お釈迦さまは、このように示されています。少し長い…

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9月 02日 いのちを寿ぐ

  では、「いのちを寿ぐ」とは、どういうことだろうか。   それは、もっとも単純な言葉で言い換えるならば、「生まれてきてよかった」「生きていてよかった」を実感することです。 いや、もう少し正確に伝えるのならば、その実感を忘れずに生きることです。   …

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8月 19日 平成29年 お盆法話 父と子 抜粋

平成29年 お盆法話 抜粋です   私たちは、「生まれたら死ぬ」「会えば別れる」という道理は知っています。でも、それを体験してはじめて、大切な方との死別というのは、大きな痛みが伴うものなんだと学ぶのです。   先月のことですが、私のホームページにある方から相談…

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7月 29日 人の悲しみの邪魔をしない

  6月に父親と死別した娘さん。 いろんなことを経験して実家に戻り、父と娘の二人で長いこと暮らしてきたという。   喧嘩も少なくはなかったけれど、数年に渡り在宅で看護を尽くしてきた。 けれども、ふと「まだまだ何か足りなかったのではなかったのだろうかと」という想…

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7月 01日 ダイエットは一日にしてならず

  私の趣味の一つに、ダイエットがあります。また、私の特技の一つに、リバウンドがあります。これまでに費やしてきた時間のおかげで、さまざまなダイエットやサプリメント、そして、ダイエットの理論にとても詳しくなりました。   しかしながら、詳しくなったものの、今回も…

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6月 18日 そのまま

そのままのあなた、そのままの私も、どちらでもいいのですが、ここ数年間で、一番私が大切にした言葉、「そのまま」からはじめるを、最近上梓した本のタイトルに用いました。   「そのまま」というのは、御存知のように「今・ここ」からということです。 何かを準備してから、何かを片付…

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