6月 15日 客 投稿日時 00:08 カテゴリ: 僧侶的 いま・ここ, 禅語・仏教語・言の葉 by 大童法慧 2 コメント 0 Likes Share 現今は、「お客様は神様だ」と客が主張する時代です。 「金を払ってやっているのは俺だぞ」、と。 此世の人、客に来たとおもへは、苦労もなし。心に叶ひたる食事にむかひては、よき馳走におもひ、心に叶わず時も、客なれは、ほめて喰わねはならす。夏の暑さをもこらへ,冬の寒さも、客なれは、こらへねはならす。孫子兄弟も相客と思へは、中よくくらして、あとに心を残さす、御いとま可申候。かしく。沢庵禅師『結縄集』
東條文英
Posted at 09:44h, 20 6月このコメントは管理者だけが見ることができます
大童法慧
Posted at 23:38h, 08 7月東條文英様 神という言葉に安堵を感じ取るとは素敵ですね。
その一方で、神という言葉を「なんでも自分の思い通りにできる」と受け取る人もいらっしゃるようですね。