12月 26日 ご用心
投稿日時 09:20
カテゴリ:
僧侶的 いま・ここ,
禅語・仏教語・言の葉
by 大童法慧
頓智で有名な一休さん、一休禅師は、正月に杖の頭に髑髏をしつらえて、「ご用心、ご用心」と叫びながら練り歩いたという逸話があります。 そして、「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」とも示されました。お正月はめでたいものでもあるけれども、裏を…
投稿日時 22:08
カテゴリ:
僧侶的 いま・ここ,
禅語・仏教語・言の葉
by 大童法慧
釋迦牟尼佛、明星を見て悟道して曰く、「我と大地有情と同時に成道す」『伝光録 首章』 お釈迦様のお悟りの叫びは「私は悟ったぞ」ではなく、「皆が悟った」でした。 「私が」から「私たちが」という視点へと転じること。 グリーフケアやスピリチュアル…
投稿日時 06:54
カテゴリ:
僧侶的 いま・ここ,
禅語・仏教語・言の葉
by 大童法慧
12月8日、お釈迦さまは成道されました。 一口に仏教と言っても、さまざまな教えがあります。 そのものの見方は、難解なものもあれば、手厳しいものもあります。 親しもうとすれば大きな壁と出会ったり、いえむしろ、離れて行ったりするような気持に至ることさえもあ…
11月 28日 国
投稿日時 23:53
カテゴリ:
僧侶的 いま・ここ,
禅語・仏教語・言の葉
by 大童法慧
昭和45年7月7日 産経新聞の特集です。 三島由紀夫の『果たし得ていない約束』 という寄稿文にある一説です。 私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、そ…
投稿日時 23:47
カテゴリ:
僧侶的 いま・ここ,
禅語・仏教語・言の葉
by 大童法慧
ある時、一人の僧が百丈懐海禅師に問います。「如何なるか是れ奇特の事」 つまり、この世で一番有り難いものは何ですか、一番貴いものは何ですか、と。 あなたならば、何と応えるだろうか。 お金や土地、恋人や家族、信仰や神仏。さぁ、何でしょうか。 百丈懐海禅師は…
『恵眼院鉄門海上人伝 ~注連寺縁起~』を頂戴しました。 上人の御生涯を偲ぶ時、『法句経』にある言葉を想い起こしました。 以前には 放逸であった人でも、のちに 放逸でなくなるなれば、その人は、雲を離れた月のように、この世を 照らすであろう。 …
投稿日時 14:37
カテゴリ:
僧侶的 いま・ここ,
禅語・仏教語・言の葉
by 大童法慧
躓いても、自分を支えるのが困難でも、もう一度、歩き始めようと思えない時でも、それでも、生きざらめやも。 アルフレッド・D・スーザ Alfred D’ Souza 牧師 私はずっとながいこと、「本当の人生」はまだこれからだと思っ…
どこに続いているかわからない 真っ暗の夜道
一人寂しく ただ歩む
その前を楽しそうに歩くあなたを見つけた
「その人に解決できる問いしか立てられないものよ」とあなたは微笑んだ
そう、「神も仏もあるものかと」思うのならば、そこにいるのは、私独りだけ
だから、「それでも・・・・神も仏もいる」と思えるのならば、私は独りではない
いつもともに 広島市 植松伸子
元気になったら
すぐに
忘れてしまうのです
あなたのことを
だから
時々あなたは
私の足元に
小さな石を置いて下さる
そして
つまづいた私は
思い出すのです
いつもともにおられる
あなたのことを 産経新聞 朝の詩
2月 02日 青空
心は青空のようにありたいけれど、いつもそうとは限らない。
けれども、それを理由に大切な人の空まで曇らせたり、雨を降らせたりしてはならない。
花園流無相教会御詠歌 白隠禅師坐禅和讃の一節。
つつしみを おのが心の 根とすれば
ことばの花は みごと咲くなり
花は飾り花ではなく、根を持つ花でありたい。
真言宗中興の祖、興教大師覚鑁が、腐敗した金剛峯寺の内紛に憂いを懐き、密嚴院において3年余り無言行を修行しました。そして、その直後、一筆のもとに書き上げたと言われるものが「密嚴院発露懺悔文」です。
内紛にあって、師はどちらかに与することなく、かといって、巻き込まれることを怖れ逃げ出すこともありませんでした。
自らに利がある方に肩入れをすることもなく、「阿保らしい」と高みの見物をするのでもなく、ただ無言の行をされました。
そして、その懺悔文に記されたのは他者の批判ではなく、自らの至らなさの叫びでした。
私たちは、自らのご縁で様々なサークルの中で生きています。
家庭、地域、会社、学校、友人、国、地域・・・
でも、そこはHappyなことばかりが起きるのではありません。。
離婚、騒動、派閥、いじめ、裏切り、戦争、紛争、たとえどんな事が起きたとしても・・・
その出来事を他人事としない姿勢を保ちたいものです。
この一年、共に逞しく歩みを進めましょう。
密嚴院発露懺悔文
我等懺悔す 無始よりこのかた
妄想に纏はれて衆罪を造る
身口意の業 常に顛倒して
誤って無量不善の業を犯す
珍財を慳悋して施を行ぜず
意に任せて放逸にして戒を持せず
しばしば忿恚を起して忍辱ならず
多く懈怠を生じて精進ならず
心意散乱して坐禅せず
実相に違背して慧を修せず
恒に是の如くの六度の行を退して
還って流転三途の業を作る
名を比丘に假って伽藍を穢し
形を沙門に比して信施を受く
受くるところの戒品は忘れて持せず
学すべき律義は廃して好むことなし
諸佛の厭悪したもうところを慚じず
菩薩の苦悩するところを畏れず
遊戯笑語して徒らに年を送り
諂誑詐欺して空しく日を過ぐ
善友に随はずして癡人に親しみ
善根を勤めずして悪行を営む
利養を得んと欲して自徳を讃じ
勝徳の者を見ては嫉妬を懐く
無徳の人を見ては驕慢を生じ
富饒のところを聞いては希望を起す
貧乏の類を聞いては常に厭離す
故に殺し誤って殺す有情の命
顕はに取り密かに盗る他人の財
觸れても觸れずしても非梵行を犯す
口四意三互に相続し
佛を観念する時は攀縁を発し
経を読誦する時は文句を錯る
もし善根を作せば有相に住し
還って輪廻生死の因と成る
行住坐臥知ると知らざると
犯すところの是の如くの無量の罪
今三宝に対して皆発露したてまつる
慈悲哀愍して消除せしめたまへ
皆悉く発露し尽く懺悔したてまつる
ないし法界のもろもろの衆生
三業所作のかくの如くの罪
我皆相代って尽く懺悔したてまつる
更にまたその報ひを受けしめざれ