大童法慧 | 大童法慧
何かを得ようとするのではなく 何かを捨ててみよう
大童法慧,曹洞宗,僧侶,祈祷,相談,生き方,悩み
2
archive,paged,author,author-houe,author-2,paged-15,author-paged-15,ajax_fade,page_not_loaded,,vertical_menu_enabled,side_area_uncovered_from_content,qode-child-theme-ver-1.0.0,qode-theme-ver-7.2,wpb-js-composer js-comp-ver-5.0.1,vc_responsive

Author: 大童法慧




2月 13日 一年に一度

私の出家を支えてくれた慈恩師、尼僧様がいます。 平成23年7月、遷化されました。 その姪っ子さんといっても、私よりも人生の大先輩ですが、その方と、一年に一度、会食をしております。 今回は、中華街でした。       その佇まい、話し方、歩き方。慈恩師…

続きを読む


2月 13日 落ち穂

  こんな話がありました。   それは、ハンバーガーショップでの出来事でした。ある家族が食事を終えて、店を出ようとした時、母親がレジに行きこう言ったそうです。「このハンバーガーは子供が食べなかったから、お金を返してください」 また、食べ放題のお店に、タッパーを…

続きを読む


1月 16日 ツェねずみ

  宮沢賢治の『ツェねずみ』という短編と出会いました。 生前未発表のものだそうです。   「償うてください、償うてください」と主張するツェ。 それは、現代人の姿であり、私の姿でもありました。   良いところばかりを望んだツェは、孤立してしまいます。 …

続きを読む


1月 16日 啐啄同時

  師から「カラスは白い」と言われれば、「はい」と応えるのが弟子だと教えられました。 なぜならば、何事も守破離があるからです。   お茶の道、書の道、剣の道、そして、仏の道。 道と名の付くものだけではなく、まずは、師や先人、上司や先輩の教えるところを護持するこ…

続きを読む


1月 09日 話す場

  昨年に続き、法話の場を与えていただきました。 「人生は美しい」と題してのお話しをしました。   実は、一時間も人の話を一方的に聞くことは簡単なことではありません。 話がつまらなければ、退屈な時間となってしまう。眠ってしまう。 でも、それでは、時間がもったい…

続きを読む


1月 09日 この世は

  お釈迦さまが終焉の地クシーナガラ向かって歩きながら、弟子のアーナンダに語りかけるようにつぶやかれた言葉です。   「アーナンダよ 樹々は美しい この世は美しい 人の命は甘美である」   こんなふうに、人生を眺めたいものです。   &nb…

続きを読む


1月 02日 歳神様

新年、おめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。   目出度さも ちう位なり おらが春   一茶 「から風の吹けばとぶ屑屋はくづ屋のあるべきやうに、門松立てず煤はかず、雪の山路の曲り形りに、ことしの春もあなた任せになんむかへける」と前書があります。 &nb…

続きを読む


1月 02日 徳を積む

  「人のお世話をすれば、徳が積める」とは、母の言葉   徳を積むとは、善いことを貯金通帳に入れていくことではない 徳とは、善いことをすれば良いことがあるという下心ではない 徳を積むとは、受けた恩をこぼさないようにすること   受けた恩、父母や家族、…

続きを読む


12月 26日 宝処

  クリスマスも終わり、いよいよ年の瀬。 また一年、何もしないで終わった苦い後悔を酒で流す。 物心ついた頃からともにある根拠のない自信が、崩れ去っていく。   ああそういえば、と手にした本。河井寛次郎『火の誓い』   「その日もまた警報がひんばんに鳴…

続きを読む


12月 26日 ご用心

  頓智で有名な一休さん、一休禅師は、正月に杖の頭に髑髏をしつらえて、「ご用心、ご用心」と叫びながら練り歩いたという逸話があります。   そして、「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」とも示されました。お正月はめでたいものでもあるけれども、裏を…

続きを読む