投稿日時 23:50
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僧侶的 いま・ここ,
法話
by 大童法慧
11月 満月の夜の坐禅会講話の冒頭部分です。 11月となりました。 私にとって、この11月はとても思い入れの深い月でございます。何故だかわかりますか?・・・そう、11月17日が誕生日なんです。 気持ちは18歳のままなのですが、今年は48歳になります。 …
手足口病に罹患しました。 子どもの病気かと思っておりましたが、、、 いつまでも子どもじみた考えでいるからでしょうか。 文字通り手と足と口に発疹があり、発熱もします。 しかしながら、肝臓でなくてよかったと安堵している自分がいます。 今日もいいことがありま…
投稿日時 06:10
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僧侶的 いま・ここ,
法話
by 大童法慧
今日は、お釈迦さまの教えにある、四種の人の比喩を、皆さんと味わいたいのです。 四種の人の譬喩 闇より闇におもむく者 闇より光におもむくもの 光より闇におもむく者 光より光へとおもむく人 この比喩について、お釈迦さまは、このように示されています。少し長い…
山寺、立石寺さまで出逢ったお地蔵さま。 背中に背負っているのは子どもではなく、親とのこと。 どんな現実や想いを、この姿に託したのだろうか? 目に触れるものすべてに優しくありたい、ものです。 今日もいいことがありました! &n…
投稿日時 06:35
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僧侶的 いま・ここ,
禅語・仏教語・言の葉
by 大童法慧
風吹不動天辺月 雪圧難摧澗底松 かぜふけどもどうぜず てんぺんのつき ゆきおせどもくだけがたし かんていのまつ 少し想像してみてください。強い風が吹けば、物は飛び散り、揺れ動きます。けれども、天上に輝く月は、少しも動じることなく悠々と照り輝いています。 また、大雪が…
9月 30日 居場所
「居場所がない」と寺を出ていった友人の妻。 子どもも妻と共に暮らす。だから、週に一度、そのマンションを訪ねるという。 片道1時間。けれども、泊まらせてはもらえない。 歓迎してくれた子どもも思春期となり、小遣いをあげなければ話してもくれない。訪問を喜んでくれるのは、猫だけ。 会話の…
投稿日時 14:23
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備忘,
僧侶的 いま・ここ
by 大童法慧
父親の13回忌を迎えた74歳の老女。 二人の子供は、大阪と仙台でそれぞれに家庭を持つ。 数年前に夫を見送り、独りで暮らす。 正月に法事を申し込んだつもりが、忘れていたという。 9月に改めたところ、その時間になっても来ない。 何度も詫びて、「ほんとうに恥…
今週、3人の僧侶を訪ねた。 どうしてもお会いしたい方たちだった。 お一人は、大本山永平寺の配役、吉峰寺詰でお世話になった役寮さん。 今は京都に住み、奥様の介護に尽くされている。 檀務は一切辞めて、坐禅と祖録に親しむ。 「大乗仏典」『禅戒抄』『眼蔵』とい…
投稿日時 21:46
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備忘,
僧侶的 いま・ここ
by 大童法慧
2017年スピリチュアルケア学会。 基調講演は、「苦とどう向き合うか ~仏教の業思想を手がかりに~」京都文教大学学長 平岡 聡先生でした。 続くシンポジュウム「社会倫理の中のスピリチュアルケア ー 苦と慈悲の視点から」において、とても驚い…
数か月ぶりに、上智大学グリーフケア研究所の同期生とお会いした。 彼女曰、「学んだことと現実とのギャップに戸惑っている」 確かにそうだね。その時は素晴らしいと感じた考えや言葉、事例や事柄も、少し時間が経てば、やっぱり変化する。 「だから時に…