投稿日時 02:36
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僧侶的 いま・ここ,
法話
by 大童法慧
生きて今あるは 路遥にして馬の力を知り、事久しうして人の心を知るなれば、仏道は順逆の中に長遠の志を堅く持つを、真実担道の人と云なり 『大智禅師仮名法語』 穴があったら入りたいような失態を犯せば、取り返しのつかない失敗もある。嵐のような叱責、言われ…
投稿日時 10:38
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僧侶的 いま・ここ,
法話
by 大童法慧
ポリティカルコレクトネス ノイジー・マイノリティ ・・・そこにあるものを見直すのではなく、自分側の視点だけで完全否定することのよう。 除夜の鐘は五月蠅いから、とクレームを頂く時代です。 盆踊りにはイヤホンをして踊る処もあるそうです。 その…
投稿日時 02:57
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僧侶的 いま・ここ,
禅語・仏教語・言の葉
by 大童法慧
逃げたらあかん 石川洋 つらいことが多いのは 感謝を知らないからだ 苦しいことが多いのは 自分に甘えがあるからだ 悲しいことが多いのは 自分のことしかわからないからだ 心配することが多いのは 今をけんめいに生きていないからだ 行きづまりが多いのは 自分が裸にな…
投稿日時 16:49
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僧侶的 いま・ここ,
法話
by 大童法慧
「追って連絡しますから、企画はそのままでお願いいたします」と連絡を受けて2年。 「ご都合の良い日をお知らせください。お会いしましょう」と言われて数か月。 結果、どちらも、なしの礫。 これも自らの不徳の致すところ。 その一方で、とても有難いことに、定期的にメールをして…
10月 08日 5年間
投稿日時 06:16
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僧侶的 いま・ここ,
法話
by 大童法慧
痛みは心だけではなく、身体にも現れる。 「死ぬことは怖くありません。だって、向こうに行けば主人と会えるから」と仰る還暦を前にした女性と出逢いました。 彼女はおよそ30年前にご主人と死別しました。 以来、幼い二人の子どもを抱え、懸命に働きま…
投稿日時 10:02
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備忘,
僧侶的 いま・ここ
by 大童法慧
産経新聞 平成21年7月16日 朝の詩 より 草抜き 兵庫県養父市 米田啓祐 70歳 庭の草を抜いていると 頭の中に 次々と わき出てくる ことがある よく見ると 自分中心のことばかり いっしょに 抜いてしまおう と思うが 私という…
投稿日時 07:52
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僧侶的 いま・ここ,
法話
by 大童法慧
死についての判定や定義は文化、時代、分野で異なります。また現今は、脳死という問題を避けて通れず、尊厳死、安楽死という選択枝も増えました。しかしどちらにせよ生の謳歌を最上とする社会では死と生は断絶され、死は嫌われたままです。 僧侶でもあった種田山頭火は、「生を明らめ死…
投稿日時 08:16
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僧侶的 いま・ここ,
法話
by 大童法慧
この国は「前例のない高齢社会」を迎えています。健康長寿の論理的帰結の一つに認知症の増加があります。認知症の中核症状やBPSDを学習しても、感情は最後まで残るのだと教えられても、家族介護者の疲弊は解消できません。厚生労働省は新オレンジプランを展開していますが、地域社会…
7月 30日 喫粥了
投稿日時 13:58
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僧侶的 いま・ここ,
禅語・仏教語・言の葉
by 大童法慧
しなくてはならない事から目を逸らし、自分のやりたい事しかしようとしない怠け者。 禅の道場の朝ごはんは、お粥です。 お粥をいただくことを喫粥(きっしゅく)といいます。 そして、喫粥が了ならば、食べ終わったならば片づけなければなりません。 あなたは、朝ご飯…
投稿日時 09:52
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備忘,
僧侶的 いま・ここ
by 大童法慧
『夜と霧』V・E・フランクルにある「テヘランの死神」の件です。 この話は、私たちが下す判断というものは案外と頼りにならないものであるという視点を与えてくれます。 決して、安易な運命論に堕してはなりません。 裕福で力のあるペルシア人が、召使いをしたがえて屋敷の庭をそぞろ歩いていた。…