衆生無辺誓願度 人生を長短ではなく、濃淡で汲み取る覚悟をいたします 煩悩無尽誓願断 人生を私からではなく、公や義からはじめる視点を育てます 法門無量誓願学 人生を知恵だけではなく、智慧を育てる視点を持ち続けます 仏道無上誓願成 人生を今生だけのものではなく、「ひとつながりのいのち…
9月 13日 特効薬
投稿日時 07:24
カテゴリ:
僧侶的 いま・ここ,
法話
by houe_admin
母の不治の病を知り、何とか治したいと一心に祈る青年
嫁いだ娘の不貞を聞き、孫のために何とか元の鞘に収めたいと願う父親
今日15時までに支払わなければならないお金
如何ともしがたい事実を突き付けられた時
何かにすがろうとする人もいる
でも、世の中、お人よしは多くない
むしろ、神や仏をちらつかさせて近寄る者もいる
前世 先祖 悪業 たたり
目に見えないものを突き付けられて、結局、お金に換算
でも、、、人生に特効薬などはない
答えを出せない問いもある
答えを出してはならない問いもある
特効薬などない。抱えながら生きていく。
、、、そう決めたとき、心の変化が現実を変えてしまうこともあるのです。
お釈迦さまは、罵詈雑言をあびせたバラモンに、にこやかに問われた。
「あなたのところに、お客さんが来て、あなたがに食べ物を出したとしよう。
でも、そのお客さんがその食べ物を受け取らなければ、その食べ物は誰のものになるだろうか」
間髪をいれず、バラモンは応えた。
「もちろん、その食べ物は私のものだ」
その答えをまって、お釈迦さまは続けられた。
「では、バラモンよ、私はあなたの言葉を受け取らない。
だから、その悪口はあなた自身のものだ」
ここで、気づいたバラモンは偉かった。
100点満点の人生など、ない。
あの人の一言。
匿名の書き込み。
何も言い返せなくても、自分を保つことができるだろうか。
何か言い返さなくても、心を乱さないでいられるだろうか。
「智恵ある者に怒りなし。よし吹く風荒くとも、心の中に波たたず。
怒りに怒りをもって報いるは、げに愚かものの仕業なり。」
有森裕子さんと出演します。 大本山總持寺の素敵な場所が、たくさん紹介されます。 ご覧ください。 番組ホームページ https://www.facebook.com/youkoso 「ようこそ櫻の国へ」 シリーズ:禅 第一回 TOKYO MX1(091ch) 8月3日(日) 朝6…
多忙のため 全く 自分の時間がありません
多用のため 全く 自分の時間が持てません
でも イライラせず 投げ出さず
そんな昨今、ふと浮かんだ言葉
随処作主 立処皆真
<ずいしょにしゅとなれば りっしょみなしんなり>
随所に主となるとは、「俺が」「私が」と主役を張ることではないのです
お客様に主役を任せてもいい
連れ合いに主人公を委ねてもいい
随処作主 とは、「ひとつながりのいのち」あることを知って、全てを楽しむこと
そうすれば、おのずから、立処皆真
つまり、「いま・ここ」が宝の山
恥ずかしながら、『ビートたけしのTVタックル』に出演いたします。 2014年6月30日 よる11時25分から ※一部地域を除く 日本一贅沢な人生相談? お坊さんサミット2014 東西の名僧侶が一堂に集結! ・ 不倫は本当にいけないこと? ・ パワハラ上司に対抗するには? ・ 愛と…
6月 07日 身
百計千方、只だ身の為にす
知らず、身は是れ塚中の塵なることを
言うこと莫れ、白髪に言語無しと
此れは是れ、黄泉伝語の人 香厳智閑禅師
日々の多くのはかりごとは、ただ我が身のため
やがて必ず、この身は墓場の土となることに思い至らない
老いた姿の自分を想像してごらん
先に逝った人が教えてくれてるよ
もしも、あの時、あの言葉を言っていれば
もう少し、ましな男になれただろうか
もしも、あの時、深く考えていれば
もう少し、まともな人生を送れただろうか
自分で自分のことがわからなくなったり
身の回りの世話をしていただくことになったりした時
私は・・・優しく、楽しく、明るい自分でいられるだろうか
日々の多くのはかりごとを 少し 我が身のために使わないこと
そこに答えがある
5月 26日 汝
5月18日より23日まで、中国の杭州を旅しました。
そのなかで、この一語と出会うことができました。
大衆慧命在汝一人 汝若不顧罪帰自身
これは、天童寺と径山寺の禅堂のなかにありました。
小さな木片に認められ、その前に小さなお香立てがありました。
汝とは、そう、私自身です。
「お前さんとご縁ある方々の仏縁は、実は、お前さん次第なんだよ。お前さんの在りようが問われているのだよ。」
この一語に触れた時、警策で肩を打たれたような想いをいたしました。
徳を積むとは、己の行為を貯金通帳に入れていくことではありません。
徳を積むとは、いい事をすれば、いい事があるという下心のことではありません。
徳を積むとは、感謝し、そして、壊さないよう、こぼさないようにすること。
今、あなたが生きていることへの感謝を態度で現わすことが、徳を積むことなのです。
いつもお世話になり、心より感謝しております。 私儀 このたび、さくら舎より『坐禅に学ぶ』を上梓いたします。 「禅という手だて」があることを伝えたい思い強く、不徳を顧みずの刊行となりました。 機を得て、お手にお取りいただき、ご感想をお聞かせいただければ幸甚に存じます。 尚、四月二十…