投稿日時 01:24
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僧侶的 いま・ここ,
法話
by 大童法慧
「○○さん、4月に自死したらしいですよ」と、聞かされた。 「えっ」と、耳を疑った。そして、「なんで」と聞き返した。 当然のことながら、「詳しいことはわかりません」と告げられた。 若いのに、、、優秀な奴だったのに、、、 何があったのだろうか。 なぜ、死ななければならな…
投稿日時 08:39
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僧侶的 いま・ここ,
法話
by 大童法慧
平成30年お盆法話 言の葉 大童法慧 1、 南無帰依仏 南無帰依法 南無帰依僧 2、 悲 愛 美 哀 愁 3、 菩提寺とは、ご先祖さまのお墓があるお寺、檀家として帰属するお寺のこと。死生観を共にする場。菩提寺の菩提とは、悟り、目覚め、気づきのことを意味しま…
8月 04日 坐禅会
満月の夜の坐禅会を主催して、1年が経ちました。 おかげさまで、合計13回、休むことなく開催できました。 毎回、およそ30人前後の方に参加いただいております。 繰り返し参加される方もいれば、1回の参加で離れていく方もおられます。 それもご縁なのでしょう。 …
投稿日時 00:08
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備忘,
僧侶的 いま・ここ
by 大童法慧
将錯就錯 迷中又迷 夢中説夢 八九露提 錯りをもって 錯りにつき 迷いの中に また迷い 夢の中で 夢を説く 72年 すべてを露し 提してきたぞ とても懐かしいご老師の遺偈です。 数年前の夏のこと。 「くたびれた軽自動車に乗って葬儀にでかけたら、そんな車…
7月 28日 還暦
7月25日。 なんだか特別な日のような気がしたが、それが何の日なのか思い出せない。 何があったのだろうか。 飲んで帰るタクシー、信号待ちをしている時、ふと思い出した。 「そうだ、あの人の誕生日だ」 18の頃、12歳年上の人と…
投稿日時 00:20
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僧侶的 いま・ここ,
法話
by 大童法慧
ここなんです、問題は。 自分の都合のいいように物を考える癖があること。 そして、その自分の都合のいいように物を考える癖に頼ってしまう。 自分の都合のいいように考え、自分の都合のいいように解決を図る。 メメント・モリ、つまり、自分がいつか必ず死ぬことを忘…
7月 14日 白内障
昨年の夏頃から、目が急にみえづらくなりました。 夜の信号が花火のように見えたり、新聞や本を読むことに苦痛を覚えたり・・・体調によっては、見えづらいを通り越して見えない状態にもなります。 処方された疲れ目を癒すはずの点眼薬は、まったく役に立たちませんでし…
投稿日時 00:01
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備忘,
僧侶的 いま・ここ
by 大童法慧
「いのちが私をしている」 大井 玄先生 僭越ながら、「いのちが私をしている」という言葉、これこそ真実の言葉だと存じます。 「いのちが私を生きている」とは、お釈迦さまが成道の叫びの言葉である、と。 それは、「奇…
恥ずかしながら、知命を前にしても私は人に迷惑をかけてばかりです。 上手くいかなかたっり、しくじったり、、、そんなことばかりの繰り返しです。 でも、こんなふうにも思うのです。 愚か者だからこそお釈迦さまに縋ることができ、嘲りを享受できる人間だからこそ生ま…