大童法慧 | 大童法慧
何かを得ようとするのではなく 何かを捨ててみよう
大童法慧,曹洞宗,僧侶,祈祷,相談,生き方,悩み
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Author: 大童法慧




7月 15日 伝播

  あなたがレストランに入る。 隣の客に敵意ある視線を投げ付け、さらに、メニューをジロッと見て、ボーイをにらむ。 それですべては終わりだ。 不機嫌がひとりの顔から他のひとつの顔に移る。 すべてがあなたの周囲で衝突する。 恐らくコップでも割れることだろう。 そして、その晩…

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7月 01日 有朋自遠方来 不亦楽

  「朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや」   先日、友人がお寺を訪ねてくれました。   郡山にはじめて降り立ったこと、案外と東京からは近いこと、駅前のロータリの使いにくいこと、そして、徳成寺とタクシーの運転手さんに伝えても通じなかったこと、を…

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7月 01日 ダイエットは一日にしてならず

  私の趣味の一つに、ダイエットがあります。また、私の特技の一つに、リバウンドがあります。これまでに費やしてきた時間のおかげで、さまざまなダイエットやサプリメント、そして、ダイエットの理論にとても詳しくなりました。   しかしながら、詳しくなったものの、今回も…

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6月 18日 Starting Over

6月13日、徳成寺に居を移しました。   町田のお寺で約2年。 僧侶派遣プロダクションに約1年。 大本山總持寺に約5年。 上智大学グリーフケア研究所に2年。 今後は、頂いたご縁を育てながら、郡山から発信をしていきたいと存じます。   今日もいいことがありました…

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6月 18日 そのまま

そのままのあなた、そのままの私も、どちらでもいいのですが、ここ数年間で、一番私が大切にした言葉、「そのまま」からはじめるを、最近上梓した本のタイトルに用いました。   「そのまま」というのは、御存知のように「今・ここ」からということです。 何かを準備してから、何かを片付…

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6月 03日 慈悲寛大自己反省

廣池千九郎。慈悲寛大自己反省。モラロジー研究所。 先日、これらの言葉や手触りを親しく感じる時を得ました。   備忘 トーマス・ムアの『Care of the Soul』(1992)は、当時米国でのベストセラー作品。副題に「日々の暮らしに深みと聖なるものを養うための導き」…

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6月 03日 草抜き

  平成21年、産経新聞の朝の詩にありました。   「草抜き」 兵庫県 米田啓祐 70歳 庭の草を抜いていると 頭の中に 次々とわき出てくることがある よく見ると 自分中心のことばかり いっしょに抜いてしまおうと思うが 私という大地に深く根ざしているのか なか…

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5月 13日 策励

拙著、『そのままのあなたからはじめる修証義入門』を読了された方からたくさんのメッセージを頂戴しております。   お誉めの言葉もあれば、耳の痛い言葉もあります。 また、数冊の参考図書を提示してくださる先生もいれば、黙って坐るよう励ましてくださる師もいます。   …

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5月 13日 絵本テキスト

私は、お通夜やご法事で絵本を用いてお話をさせていただくことがあります。 とても素敵な本もあるのですが、自分でも書きたいという想いが募り、ここ数年来、絵本テキストに取り組んでいます。 小学生の女の子が、祖母との死別、通夜、葬儀、荼毘を経験するストーリー。   出版社に持ち…

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5月 07日 言葉

「なぜだろうか」と「ああそんなこともあるのか」という想いを久しぶりに経験しました。   ご葬儀で、喪主さんにかけた言葉。 「故人さまに、語りかけるような供養を続けてくださいね」   しかし、その翌日。 「なぜ、故人に話しかけてはいけないのですか」と尋ねてきた。…

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