大童法慧 | 大童法慧
何かを得ようとするのではなく 何かを捨ててみよう
大童法慧,曹洞宗,僧侶,祈祷,相談,生き方,悩み
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Author: 大童法慧




7月 16日 『夜と霧』 テヘランの死神

『夜と霧』V・E・フランクルにある「テヘランの死神」の件です。 この話は、私たちが下す判断というものは案外と頼りにならないものであるという視点を与えてくれます。 決して、安易な運命論に堕してはなりません。 裕福で力のあるペルシア人が、召使いをしたがえて屋敷の庭をそぞろ歩いていた。…

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7月 09日 動く時

昨年より企画していることがあります。 およそ形になるところまで至ったのですが、頓挫いたしました。 けれども、時節が調えば叶うだろうと楽観視をしていました。   が、一年経っても状況は変わらず、その企画は塩漬けのまま。 そこで何とかしようと、いや、どうしても何とかしたいと…

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7月 09日 心が狭い

拙ブログの記事を、そのままコピペして自分の日記として公開されている人がいます。 タイトルまで同じにして、よほど気に入ったのでしょう。   なぜこんなことをするのでしょうか?とコメントを入れたら・・・「心の狭い人だ」とメッセージが送られてきました。   苦笑しな…

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6月 25日 法話の先生

「久方ぶりに時間がとれたから」と、法話の大先生から連絡を頂戴した。 およそ、2年ぶりの時間。   曹洞宗の説く信仰、教義、霊魂観、命が潰えてしまう時のこと。 そして、流行りの「寄り添う」という言葉と資格については、「結局、僧侶が今までサボタージュしてきたからこその現状な…

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6月 25日 問題

遅刻 失敗 思い違い 一つのミス そうすると、あなたそのものが悪いと追い詰められる 問題が問題でなく、人格や存在が問題となる 結果、「腹を切るまで許さない」 その事実が悪いのか、それとも、あなた自身が悪いのか   お釈迦さまと弟子の問答です。 弟子「知って犯した罪と知ら…

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6月 11日 会食

食べる時間を共にすることは、よほどのご縁だと思うのです。   今ではテレビ番組の影響で、食べる姿を曝すことは恥ずかしいことではなくなりました。 立ったまま口にしたり、頬張ったまま話そうとしたり、「美味しい」を「やばい」と表現したり、箸の用い方、器の扱い方、、、どれもが自…

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6月 11日 いとやすき道

  佛となるに、いとやすきみちあり。もろもろの悪をつくらず、生死に著するこころなく、一切衆生のために、あはれみふかくして、上をうやまひ下をあはれみ、よろづをいとふこころなく、ねがふ心なくて、心におもふことなく、うれふることなき、これを佛となづく。又ほかにたづぬることなか…

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5月 28日 プレゼント

先輩からプレゼントが届きました。   突然の贈り物に驚きました。 と同時に、「人生は受け取っていかなければならない」と、そんなことを想いました。 うれしいことも、かなしいことも、いいことも、わるいことも、現れたものを嫌わずに受け取る。     &nb…

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5月 14日 献本

丸山劫外老師からの『『修証義』解説 道元禅師に学ぶ人間の道』(佼成出版社)献本です。   私自身、『大法輪』において取り組んでいる『修証義』。 丸山老師のとても丁寧な筆致に羨望を禁じえませんでした。   「まだまだだなぁ」と慙愧しております。 特に、『修証義』…

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