大童法慧 | 僧侶的 いま・ここ
何かを得ようとするのではなく 何かを捨ててみよう
大童法慧,曹洞宗,僧侶,祈祷,相談,生き方,悩み
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僧侶的 いま・ここ




4月 02日 スピリチュアルケアについての小さな省察

  人間はスピリチュアルペインを持ち得る存在であるといえる。生死の痛みや疼きは、生き辛さやどうにもならない困難と出会ったり、病や死を突き付けられたり、罪の意識や自責の念に苛まれたり、価値観や死生観が揺らいだりと個々人で異なるものである。     De…

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3月 12日 スパムコメント

  昨日夕刻から、数分おきに物凄い数のスパムコメントに襲われるようになりました。   スパムコメントを排除するプラグインの実施の前に、手作業で消していたところ、数多くのコメントを失う結果となりました。   コメントくださった方々、申し訳ございません。…

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2月 13日 落ち穂

  こんな話がありました。   それは、ハンバーガーショップでの出来事でした。ある家族が食事を終えて、店を出ようとした時、母親がレジに行きこう言ったそうです。「このハンバーガーは子供が食べなかったから、お金を返してください」 また、食べ放題のお店に、タッパーを…

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1月 16日 啐啄同時

  師から「カラスは白い」と言われれば、「はい」と応えるのが弟子だと教えられました。 なぜならば、何事も守破離があるからです。   お茶の道、書の道、剣の道、そして、仏の道。 道と名の付くものだけではなく、まずは、師や先人、上司や先輩の教えるところを護持するこ…

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1月 09日 この世は

  お釈迦さまが終焉の地クシーナガラ向かって歩きながら、弟子のアーナンダに語りかけるようにつぶやかれた言葉です。   「アーナンダよ 樹々は美しい この世は美しい 人の命は甘美である」   こんなふうに、人生を眺めたいものです。   &nb…

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1月 02日 徳を積む

  「人のお世話をすれば、徳が積める」とは、母の言葉   徳を積むとは、善いことを貯金通帳に入れていくことではない 徳とは、善いことをすれば良いことがあるという下心ではない 徳を積むとは、受けた恩をこぼさないようにすること   受けた恩、父母や家族、…

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12月 26日 ご用心

  頓智で有名な一休さん、一休禅師は、正月に杖の頭に髑髏をしつらえて、「ご用心、ご用心」と叫びながら練り歩いたという逸話があります。   そして、「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」とも示されました。お正月はめでたいものでもあるけれども、裏を…

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12月 19日 同時成道

釋迦牟尼佛、明星を見て悟道して曰く、「我と大地有情と同時に成道す」『伝光録 首章』   お釈迦様のお悟りの叫びは「私は悟ったぞ」ではなく、「皆が悟った」でした。     「私が」から「私たちが」という視点へと転じること。 グリーフケアやスピリチュアル…

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12月 12日 そこから?

「なぜ、葬式をしなければならないのですか?」 「なぜ、法事をしなければならないのですか?」と訊ねてくる40代、50代の人が多くなったと感じます。     ネットにその答えを求めて、「報恩感謝の心」や「葬式や法事は遺された人のためにするのだ」と言われても、素直に…

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